今日は12月3日。
実は、日本の歴史や暮らしに関わる「ちょっとおもしろい出来事」がいくつも起きた日です。
この記事では、12月3日の日本にまつわる出来事をクイズ形式で紹介します。
歴史・文化・科学・エンタメまで、気軽にチャレンジしてみてください!
第1問:カレンダーが一気に変わった日?
12月3日は「カレンダーの日」という記念日でもあります。
この日に関係する明治時代の大きな出来事はどれでしょうか?
- A:曜日の名前が日本独自の呼び方に変わった
- B:日本が太陽暦(今のカレンダー)を採用し、旧暦から新暦に切り替えた
- C:日本最初のカレンダー専門店が開店した
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正解:B
明治政府は近代化の一環として、明治5年12月3日(旧暦)を、新暦の明治6年1月1日とする「明治改暦」を実施しました。0
これにより、日本は欧米諸国と同じ太陽暦を使う国となり、外交や貿易の面でも足並みを揃えやすくなりました。
この歴史的な改暦にちなんで、カレンダー業界団体が12月3日を「カレンダーの日」として制定しています。1
第2問:47都道府県が「今の形」になったのはいつ?
日本には現在、47の都道府県があります。
実は、この47都道府県の区分が確定した日が12月3日とされています。何があった日でしょう?
- A:東京都と神奈川県が合併した
- B:北海道が道として正式に認められた
- C:愛媛県から香川県が分かれ、都道府県の領域が現在の形で確定した
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正解:C
1888年(明治21年)12月3日、愛媛県から香川県が分割されました。2
この出来事により、都道府県の区分が現在の47体制と同じ形でほぼ確定したとされています。
普段当たり前のように見ている日本地図も、こうした行政区分の歴史の積み重ねでできているんですね。
第3問:日本初のクイズ番組が始まった日?
12月3日には、日本の「クイズ文化」にとって記念すべき出来事もありました。
1946年(昭和21年)のこの日、NHKラジオで日本初のクイズ番組が放送開始されました。その番組名は?
- A:クイズグランプリ
- B:話の泉
- C:パネルクイズ・アタック25
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正解:B「話の泉」
1946年12月3日、NHKラジオで『話の泉』というクイズ番組の放送が始まりました。3
戦後まもない時期にスタートしたこの番組は、教養とユーモアを交えた内容で長く親しまれ、「クイズ番組」というジャンルの先駆けとなりました。
今や当たり前のようにあるテレビのクイズ番組の源流は、ここから始まったとも言えます。
第4問:東京で「個人タクシー」が走り始めた日
今ではよく見かける「個人タクシー」。
日本で初めて個人タクシーの営業が正式に認可されたのも、12月3日とされています。どの都市の話でしょう?
- A:東京
- B:大阪
- C:名古屋
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正解:A:東京
1959年(昭和34年)12月3日、東京で日本初の個人タクシー営業が認可されました。4
それまではタクシーといえば会社所属の車が一般的でしたが、個人タクシーは運転手が車を所有し、自分の名前で営業するスタイル。
今では「個タク」として、きめ細かなサービスで常連さんを持つドライバーも多いですね。
第5問:ゲーム史を変えた家庭用ゲーム機の発売日
1994年12月3日、日本のゲーム史を大きく変えた家庭用ゲーム機が発売されました。
3DグラフィックとCD-ROM採用で話題をさらった、そのゲーム機とは?
- A:ニンテンドー64
- B:セガサターン
- C:初代PlayStation
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正解:C:初代PlayStation
1994年12月3日、ソニー・コンピュータエンタテインメントが初代「PlayStation」を日本で発売しました。5
当時としては革新的だった3DグラフィックやCD-ROM採用により、多くのヒット作を生み出し、世界的な大ヒットに。
「12月3日はプレステの日」と覚えているゲームファンも少なくありません。
第6問:日本の宇宙開発で記念すべき打ち上げ
2014年12月3日、日本の宇宙開発の歴史に残る探査機が打ち上げられました。
のちに小惑星からサンプルを持ち帰ることに成功した、この探査機の名前は?
- A:はやぶさ
- B:はやぶさ2
- C:かぐや
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正解:B:はやぶさ2
2014年12月3日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は小惑星探査機「はやぶさ2」を打ち上げました。6
はやぶさ2は小惑星リュウグウに到達し、サンプルを採取して地球に持ち帰ることに成功。日本の宇宙探査技術の高さを世界に示したミッションとして注目されました。
第7問:手品好きにうれしい「奇術の日」
12月3日は、日本のマジシャンたちにとっても特別な日です。
この日は「奇術の日」とされていますが、その由来は何でしょう?
- A:有名マジシャンの誕生日だから
- B:世界初のマジック大会が日本で開かれた日だから
- C:「ワン(1)ツー(2)スリー(3)」という掛け声の語呂合わせだから
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正解:C:「1・2・3」の語呂合わせ
公益社団法人・日本奇術協会は、1990年に12月3日を「奇術の日」として制定しました。7
手品を披露するときに使うおなじみの掛け声「ワン(1)ツー(2)スリー(3)」にちなんだ語呂合わせです。
この日にはマジシャンや愛好家向けのイベントや公演が行われ、マジック文化の普及に一役買っています。
第8問:国連が定めた「国際障害者デー」
12月3日は、国連が定めた「国際障害者デー」でもあります。
この国際デーが目指していることとして、もっとも適切な説明はどれでしょう?
- A:障害のある人のスポーツ大会だけを応援する日
- B:障害のある人の権利や社会参加への理解を広げ、共生社会づくりを促す日
- C:障害に関する法律を必ず改正しなければならない日
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正解:B
「国際障害者デー」は、1992年の国連総会で制定された国際デーで、
障害のある人の権利や社会参加に対する理解を深め、包摂的な社会を目指すことを目的としています。8
日本でも、この日を含む期間を「障害者週間」として、啓発イベントや取り組みが行われています。
まとめ:12月3日は「生活と文化」が動いた日
12月3日の日本を振り返ると、
カレンダーの改暦、都道府県の確定、クイズ番組や個人タクシーのスタート、ゲーム機や宇宙探査機の歴史的な一歩など、
私たちの暮らしや文化につながる出来事がたくさん起きていることがわかります。9
今日という日も、いつか未来の人から「歴史の1ページ」として振り返られるかもしれません。
こうした「今日は何の日」クイズをきっかけに、身近な歴史や社会の動きを楽しみながら学んでみてくださいね。

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